冷食って実はエコ
「停電になったら解けて食べられない…」
「だから無駄になっちゃう…」
と思っていませんか?
おいしく食べられるからエコなんです。
停電時の冷凍食品の検証や、
もしもの時の冷凍食品の活用、
防災についてのコラムなど、
冷凍食品をエコに利用するための情報を発信します。
おいしいご飯を食べたい
停電したら冷凍食品はどうなるか?を検証
停電時に味の素冷凍食品の「ギョーザ」の状態がどうなるかを調べるため、パナソニック株式会社くらしアプライアンス社(以下パナソニック)と、冷凍冷蔵庫の機能、規格を踏まえ、停電時に味の素冷凍食品の「ギョーザ」の状態がどうなるかを共同検証しました。
もしもの時の調理環境でも、「ギョーザ」はフライパンとコンロがあれば簡単に調理できます。
さらに、「ギョーザ」は空腹を満たすだけではなく、心も満たしてくれるメニューです。調理時の「ギョーザ」の焼ける音・立ち上る香り、きれいな羽根の焼き上がり、ジューシーな肉汁、モチモチした皮とパリッとした羽根の食感で、五感を満たしてくれます。
前提
- 停電時でも冷凍室を開けなければ、3~4時間程度は冷凍食品の品質を適正に保つことができる、と言われています。※一般社団法人日本冷凍食品協会HPより
- 日本の停電の大半は、5時間以内に復旧することが多い、と言われています。※パナソニック調べ
- 一般家庭の冷凍室収納率は80%程度が最も多い、と言われています。※パナソニック調べ
検証・結果
想定上記の前提をもとに、「ギョーザ」の冷凍室収納率を60%に設定し、環境温度25度、及び、夏場想定の32度の環境下で、24時間後を検証(収納率を厳しく設定)
- いずれの温度環境とも停電後24時間経っても(24時間程度は)、「ギョーザ」の羽根の素が有効に機能し油・水なしで調理することができ、おいしく食べられる状態であることを確認しました。
さらに
- 冷凍庫の占有率が100%に近いほど、低温状態を⻑く保つことができる。
- 冷凍庫にたくさん冷凍食品が⼊っていると、庫内温度は上昇しにくい。※引き出し式冷凍庫の場合
冷凍食品でローリングストックのすすめ
冷凍食品は比較的賞味期限が長く、備蓄にも最適です。
いつでも冷凍庫を満杯にして、ローリングストックしてみませんか。
味の素冷凍食品の「ギョーザ」は、停電が発生した際でも1日程度はおいしく安心してお召し上がりいただけます。(冷凍食品業界初)
普段使いからもしもの時に備えて、常にストックしておくことをおすすめします。
ローリングストックとは?
ローリングストックとは、普段から少し多めに食料を買っておき、使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく新しい防災・備蓄方法です。
常に冷凍庫を
満杯にする
冷凍庫を満杯にしておくことで、停電時も長く低温を保てます。
さまざまな種類の
冷凍⾷品を常備する
ギョーザや焼売、ハンバーグにから揚げ、炒飯など、種類豊富に常備しておくことで、多くの栄養素が補えるとともに、食事に飽きがきません。
また、常に買い足しておくものを決めることで、毎回冷凍庫を開けなくても、何が入っているかを把握できます。
※味の素冷凍食品は「冷凍食品のローリングストック活用の可能性」について、神戸学院大学伊藤先生と検証を行いました。
栄養素を補える冷凍食品
特に、災害時に不足しがちな栄養素は、たんぱく質、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、ビタミンA、鉄で、これらを補うために冷凍食品を活用することをおすすめします。
伊藤 智講師の検証結果による
冷凍⾷品活⽤のために
必要なもの
断⽔‧停電‧ガスの停⽌などのライフラインが機能しなくなった場合、ローリングストックしている冷凍⾷品を⼗分に活⽤するために、必要なものも⼀緒に常備するように⼼がけましょう。
電子レンジ調理の冷凍食品も、コンロとお鍋があれば調理できます。
カセットコンロとポリ袋を備えておけば、冷凍食品をポリ袋に入れ、お鍋で茹でるだけでおいしく食べられるので、もしもの時にも安心です。
詳しくはレシピページをご覧ください。
飲料⽔は⼀⼈あたり2L
生活用水は一人あたり1L
※熱湯でも溶けない
⾼密度ポリエチレン製のポリ袋
そんなときの調理法は?
「ボイル」「焼き」などの調理も可能です。
「防災食レシピ」
もしもの時に役立つ防災コラム
「災害はこわいが防災はおもろい」という視点で活動している国際災害レスキューナースの辻直美氏と一緒に、防災と食について役立つ情報を発信していきます。
ぜひ、ご家庭の防災を考えながら読んでください。
一般社団法人育母塾 代表理事
現在はフリーランス。
要請があれば被災地で活動
阪神・淡路大震災を経験、その2ヶ月後赴任した聖路加国際病院で地下鉄サリン事件の対応に従事する。
それを機に災害医療に目覚める。
看護師歴33年、災害看護は29年。
被災現場入り経験は国内外30ヵ所以上(熊本大震災、大阪府北部地震は被災体験あり)
現在は各学校や行政依頼で防災セミナーを開催、企業の防災コンサルもしている。
2021年4月より国際災害レスキューナースとして中学校保健体育教科書に掲載中
(2021年度~2026年度/学研)
味の素冷凍食品(株)×防災
味の素冷凍食品株式会社は、冷凍食品の基本価値である「簡便・時短」「経済性」「フードロス削減」と、味の素グループならではの付加価値「おいしさ」「楽しさ」「健康」「環境負荷低減」を提供することで、社会課題解決や生活者ニーズに対応し、ASV(Ajinomoto Group Creating Shared Value)を推進してきました。
その中の取り組みのひとつとして、災害時における冷凍食品の活用により、災害に強い社会を実現するという社会課題の解決に取り組んでいます。
いつもの冷凍食品が、いざという時に役に立つ。
冷凍食品の新しい価値を提案していきます。
味の素冷凍食品株式会社は一般社団法人フェーズフリー協会のアクションパートナーです。
フェーズフリー(PHASE FREE)とは、「日常時」と「非常時」という2つのフェーズをフリーにする考えです。
どちらの環境でも味の素冷凍食品の商品が有効に活用できるという考え方を提案します。