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賞味期限の決め方について教えて!

賞味期限がずいぶん長いようなのですが、品質は大丈夫なのでしょうか?
また、開封して再び冷凍庫にて保管したものは食べられますか?

保存試験を行い、官能検査や衛生検査によってどのくらいの期間までおいしく食べることができるかを確認したうえで決めています。

※実際に見て、食べて、外観・色沢・香り・味・食感を検査すること

したがって、一般的な冷凍庫の設定温度である-18℃以下で保存されていれば問題ありません。 なお、一度開封した商品はお早めにお召し上がりいただくことをおすすめいたします。開封後に再度保管する場合は、袋の中の空気をしっかり抜いた後、輪ゴムなどで口を閉じ別のビニール袋などに入れて封をして冷凍保管してください。

▲商品パッケージへの賞味期限表示(例)
▲賞味期限設定における品質確認


どうして賞味期限が長いの?

低い温度で保存をするため、化学反応や微生物の活動を非常に遅くすることができるためです。

冷凍食品の保存温度である-18℃では微生物は活動ができないため食品の腐敗を防ぐことができます。また保存中に起こる酸化などの化学反応も遅くすることができるため、商品の品質や栄養価を長期間保つことができます。例えばグリンピースの場合では、-18℃で保存すると1年経ってもビタミンCに大きな変化が見られないという試験結果が報告されています。 ただし、ご家庭の冷凍庫はドアの開閉により必ずしも-18℃以下が保てるとは限らないため、ご購入後はお早めにお召しあがりください。

▲グリンピースのビタミンC保持に及ぼす温度の影響
引用:一般社団法人日本冷凍食品協会


市販されている冷凍食品とホームフリージングした食品は何が違うの?

市販の冷凍食品はホームフリージングよりも低い温度で急速凍結を行い、おいしさや鮮度を維持しています。

ご家庭の冷蔵庫の冷凍室で食品を凍結させることをホームフリージングと言います。

市販されている冷凍食品は約-30℃で食品を急速に凍結させています。 一方、一般的なご家庭の冷凍庫の温度は約-18℃で、さらにドアの開閉による温度変化も起きるため食品の凍結に時間がかかります。食品の凍結に時間がかかると、食品中の氷の結晶が大きくなり食品の細胞を壊してしまうため品質の劣化が起きやすくなります。 一度解凍した冷凍食品を再凍結する場合も、同じ理由で品質の劣化が起きやすくなりますので、お早めにお召し上がりください。

(2016年6月1日掲載)
(2023年9月15日改訂)