生産技術・管理系(品質管理)

生産本部 関東工場 工場品質管理グループ
2021年入社 農学部卒

担当業務

原材料の品質管理を担当

主に原材料の品質に関する業務に携わっています。具体的な業務内容としてはサプライヤー指導、原料検査、お客様からのご提起品対応などがあり、この中で特に大きなウェイトを占めるのがサプライヤーに対する指導です。原材料はすべてが常に良好な状態とは限りません。もし異物などが付着していた場合、内容を分析した後に社内の原材料部と連携してサプライヤーへの連絡を行い、対策の確認を行います。サプライヤー指導の際に重要なことは、実際に起きた事象をしっかりと伝えるということ。電話やメールだけでは事象が正しく伝わないこともあり、私自身は極力現地に行って確認することを心掛けています。事実、自分の目で状況を確認したことで問題解決につながったこともあります。

やりがい最前線

原材料の使用可否の判断を担い、
安心・安全な商品づくりを支える。

安心・安全な商品づくりに直接的に貢献できるところにやりがいを感じています。原材料関連で何らかの問題が発生した際のサプライヤー指導やお客様からのご提起品対応というと、ネガティブなイメージを持つかもしれませんが、より安心・安全な商品を提供するためには欠かすことのできない大切な業務です。
責任の重さの一方で、商品の生産を止めないため、常に迅速な判断が求められるのもこの仕事の特徴です。例えば、あるサプライヤーの原材料に問題があった際には他のサプライヤーの原材料で代替するケースがありますが、それを使用していいかどうかの判断はできる限り迅速に行う必要があります。どうしても原材料が使用できない場合には生産ラインを止める判断まで含めて検討しなければなりません。
厳しい話ばかりをしましたが、この仕事の面白みとしては、サプライヤーを訪問する機会が多く、いろいろな会社のことを知れるという点が挙げられます。また、官能検査では、原材料や既存の商品だけではなく、新商品の試食ができることもあり、これは食品メーカーならではの醍醐味です。社内・社外を問わず、多くの人と係わって仕事ができるのは品質管理の魅力だと思います。

私らしさの素

現場では何が起きているのか。
自分の目で見なければ
わからないこともある。

原材料サプライヤーを現地訪問すると多くの発見があります。いつも使用している原材料について、どのような製造工程を経て当社に届いているのかを把握できていると、異物などの発生源がそれまで以上に容易に推測できるようになります。
私自身の例として、ある野菜のサプライヤーのもとに訪問した時のことが特に印象に残っています。野菜が高品質の状態で納品するには、具体的にどのような対策をされているのかを知るために、現地に確認に行きました。すると、近年の異常気象による環境の変化や、産地特有の周辺環境、畑の立地といった現地の状況や課題が見えてきました。事前に電話でもヒアリングしていたとはいえ、現地の状況を見たことで原因や問題が整理でき、今後の対応を検討する上で大きなヒントになりました。起きている事象を正しく把握して関係者に伝える上で、自分の目で現地を見ることは重要なのだと改めて気づけた出来事です。

私の進化系

原材料関連の第一人者になり、
お客様からのご提起ゼロを
追求していきたい。

原材料について工場で一番の知識を身につけ、お客様からの原材料に関するご提起ゼロをめざしたいと考えています。難しい目標であることはもちろん理解していますが、せっかく社内だけでなく社外のサプライヤーとも関われる部署にいる以上、学び続けるとともに、すべてのお客様に安心いただける原材料を!という目標は常に追求していきたいです。
工場品質管理グループには豊富な知識を持った先輩もいますし、開発や原材料部などの経験がある社員もおり、多くのことを吸収できる環境にあります。私自身、今の部署の前には生産の前処理に携わっており、その時に得た知識も総動員して取り組んでいきたいと考えています。
長期的な自身のキャリアについては、正直なところ、まだ模索中です。というのも、品質管理の経験や知識は幅広い部署や仕事で役に立つからです。今のところはあまり自分のキャリアプランを限定しすぎず、得てきた経験を活かせるキャリアを歩んでいきたいと思っています。

1DAY SCHEDULE

ザクザク解答 5Question

  • Q1

    選考時の印象を教えて?

    ものづくり、中でも食品業界に興味があり味の素冷凍食品の会社説明会に参加したところ、冷凍食品の魅力や、ジョブローテーションを通じて自身のキャリアを模索しながら働くことができる働き方に惹かれ、入社することを決意しました。

  • Q2

    入社前後に感じたギャップは?

    工場には外国籍の方が多く在籍しているため、当初はコミュニケーションを取るのに苦労しました。しかし、仕事を通じていろいろな方と交流でき、直接お礼をいただけたることもあり、仕事のやりがいにもつながりました。

  • Q3

    新人時代の思い出を聞かせて?

    数ヶ月間、一緒に仕事をしたメンターの先輩からは、仕事はもちろんですが、どんな人が働いているのかも教えてもらいました。100名以上が在籍する職場だったため、先輩からの助言のおかげで職場の方々とすぐに打ち解けることができたことを覚えています。

  • Q4

    所属部署の雰囲気は?

    部署の性質上、原材料の使用可否を早急に判断しなければならないようなシーンでは緊張感がありますが、それ以外の時には穏やかな雰囲気で雑談も多い部署です。困ったことがあっても相談しやすく、一人で抱え込まずに仕事ができます。

  • Q5

    入社後に必要な資格やスキルは?

    特別な資格やスキルは特に必要ありませんが、強いていえばコミュニケーションスキルが重要です。学生時代、カフェでアルバイトしていた経験も意外と活きています。専門的な知識やスキルは入社後に学べるので安心してください!

推したい逸品

ザ★®シュウマイ

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冷凍シューマイの中で一番おいしい! タケノコがたくさん入っているので食感も楽しめます。私自身がサプライヤー指導や改善に携わった原材料で提供できているので、その点でも思い入れがあります。よく官能検査で食べますが、毎回、冷凍食品と思えないくらい感動しています。