マーケティング系(フードサービス営業)
マーケティング本部
関東フードサービスカスタマーソリューション部
2010年入社 経営学部 商学科卒
担当業務
小売店の冷凍食品売り場以外のあらゆる市場に対してサービス提案を行う
北関東エリアのフードサービス市場(外食産業)で営業を行う部署の組織運営を担っています。フードサービス市場というのは小売店の冷凍食品売り場以外のすべての市場を指しており、ホテルやレジャー施設、居酒屋や病院など食事を提供されている幅広い得意先様が対象となります。得意先様の課題を素早くキャッチアップし、課題解決につながるご提案を直接訪問や卸店経由でご提案するなど、1軒でも多くのお客様の課題を解決できるよう活動しています。世の中が早いスピードで変化していく中、得意先様のニーズに応えるためには、常に挑戦を続け、前進していくことが重要だと考えています。


無限の可能性があるフードサービス市場。
真摯な姿勢で挑戦を続ける。
フードサービス営業では様々な業種の得意先様に対して提案を行います。ニーズや課題は多種多様であるため、決まった営業のやり方はなく、どのような商品をどのように提案するかは無限大。そして自分の提案した商品が得意先様のメニューになり、それをおいしく食べている人たちの姿を目にした時には大きな喜びを感じられます。ただし、フードサービス営業で求められる知識は非常に多く、知らないことに遭遇する機会も頻繁にあります。学び続けることはもちろん重要ですが、知らないことに対しては知っているふりをせず、真摯に得意先様に向き合う姿勢も欠かせません。リテール営業との違いも多いフードサービス営業で大切なことは、当社以外にも多くの冷凍食品メーカーがひしめいている中で、自分たちの商品の特徴や強みを深く理解しておくことです。「こだわりの原料や製法だからおいしい」などのように、ものづくりの領域にも踏み込みながら仕事ができるのはフードサービス営業の魅力でもあります。

専用調理器具までセットで開発。
電子レンジで焼き目がパリッとする
ギョーザが誕生。
開発グループに所属していた時に、今までにない取り組みとして専用の調理器具とともに業務用の商品開発を行ったことがありました。当時、私はギョーザを担当していたのですが、昔から飲食店などでは、ギョーザは焼くのに時間と手間がかかるため、積極的に提供したがらない得意先様が多いという課題がありました。ならば電子レンジで調理できればいいのですが、電子レンジだと焼き目がパリッとせず、ギョーザらしい食感を実現できません。社内で検討した結果、最終的にはレシピの調整では問題を解決できないという結論にいたり、専用の調理器具を一緒に開発することに。社内の別のプロジェクトで開発中だった調理器具を応用することで実現できたのですが、調理器具がセットという今までにない商品を得意先様に導入していただくのは難しく、何度もテストを重ね、得意先様の声を取り入れながら改善を繰り返していきました。自らの力だけでなくチームや社内の様々な関係者と力を合わせることで、目の前の課題を乗り越え、提案できる商品の幅を広げられたという点で印象に残っている仕事です。

継続的な成長のために種を蒔き続ける。
日本の食品のおいしさを世界に発信したい。
営業部の組織運営を担っている立場として、成長を続けられる仕組みをカタチにしていきたいと考えています。現在、営業部ではホテル業態を注力領域として様々な提案を行っていますが、今より1㎜でも成長し続けるために、必要なことは新しい成長の種を蒔き続けることです。営業部が継続的に成長を続けることで、味の素冷凍食品全体の事業成長に貢献していきたいと考えています。そして私個人の夢は、日本の食材の良さを世界中の人に知ってもらうことです。特に日本の各地域の食品のおいしさを世界に発信したいと考えているのですが、当社の商品や販路を上手く活用すれば必ずチャンスはあるはずです。このような夢を実現できる可能性があるのは、味の素冷凍食品だからこそ。自分たちの商品に対して誇りを持って、挑戦を続けていきたいと考えています。



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Q1
選考時の印象を教えて?
選考で出会った全員の人柄がよく、仕事に対して情熱を持って働いていることを感じることができました。この人たちと一緒に働ければ、楽しく、自分も成長できると感じて入社を決めました。
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Q2
入社前後に感じたギャップは?
これは良い意味でのギャップですが、入社前に想像していた以上に仕事に対する熱量が高く、熱い想いを持って働く社員が多かったことに驚きました。選考時に持った印象が、入社してより一層強くなりました。
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Q3
新人時代の思い出を聞かせて?
最初は小売店の惣菜の営業を担当しましたが、なかなか成果を上げられず苦戦していました。そんな時、メンターから「まず一つの商品に集中して、それを日本で一番売れる営業をめざそう」というアドバイスをもらいました。一つの商品の深掘りをすることで、自分なりの営業スタイルを磨くことができました。
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Q4
所属部署の雰囲気は?
営業部には若手からベテランまで幅広い年代の社員が所属しています。ベテランならではの視点や経験を学び、若手の新しい視点での提案やスピード感のある行動力で日々刺激し合いながら、楽しく働いています。
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Q5
入社後に必要な資格やスキルは?
必要な資格はありません。スキルは業務内容に応じて都度磨いていれば問題ありませんが、目標に向けて諦めずに取り組む力や、自分の想いを整理して相手に伝える力があれば良いと思います。また、「食」を楽しめる姿勢もあるといいですね。

業務用 レンジで
焼き目パリッと餃子
電子レンジ調理で簡単にパリッとした食感のギョーザを楽しめます!エピソードの中で紹介した通り、私が開発に携わった業務用商品で、今までに一番思い入れがあります。鉄板やフライパンを使わずに電子レンジだけで調理できるのは革新的で、今以上にどんどん広まってほしいと考えています。