キャベツは、季節によって変化する状態に合わせ、芯抜きは
手作業で丁寧（ていねい）に。
包丁は欠かさず研（と）いでいます。

ニラは、カットされた形が不揃（ふぞろ）いのもの、
色が悪いものを人の目で見て取り除いています。

豚肉のブロックは、赤身と脂身を絶妙な割合でブレンドし
ミンチに。食感をよくするために、ミンチサイズを使い
分けています。

長年の経験からたどり着いた具材の黄金比（おうごんひ）。
混ぜる順番にもこだわり、食感とジューシーさが損なわれ
ないように、あえて優しく混ぜています。

丁寧にこねた生地を薄く伸ばします。パリパリ食感のため、
0.05ｍｍの単位まで厚みにこだわっています。

できたての皮に具をのせて、水を使わず、ひとつひとつ
丁寧（ていねい）に包みます。

水なし・油なしでパリッと焼けるように、ギョーザの底に
ひとつずつ「羽根（はね）の素」をつけていきます。

冷凍する前に蒸し、蒸し上がり後はすぐに－40℃の旅へ。
急速冷凍でおいしさと新鮮さを閉じ込めます。

凍らせたギョーザはすべて写真撮影。機械だけでなく、
人の目と舌で厳しくチェック。１個の不良も見逃しません。